徳島県出身の俳優・犬飼貴丈(あつひろ)さん(24)が主演を務める「仮面ライダービルド」(ABCテレビ、日曜朝)。その映画化第2弾となる「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」が4日から全国公開されている。男同士の熱い友情や迫力たっぷりのアクションなど、テレビシリーズをよりスケールアップさせた手に汗握る展開が魅力の同作品。舞台あいさつのために大阪市を訪れた犬飼さんに、見どころや今後の目標を聞いた。(文中の舞台あいさつ付き上映は既に終了しています。)

 


 
 - 今回の劇場版はどのような作品か。
 テレビシリーズで描かれてきた(犬飼さん演じる)主人公の桐生戦(せん)兎(と)と、もう一人の主人公である万(ばん)丈(じょう)龍(りゅう)我(が)との男の友情や、戦兎と(科学者でビルドの誕生に関わった)父親との絆がより深く描かれるなど、物語の集大成になる作品です。

 仮面ライダーらしいかっこいいアクションも含め、ビルドの魅力のすべてが詰まっていて、テレビシリーズを見てくださっているファンの皆さんはより感動できますし、ビルドをまだ見たことがない人たちにも楽しんでいただける内容になっていると思います。

 - 北九州市で大規模ロケが行われた。
 エキストラの方が3千人も参加してくださって、群衆の迫力が伝わるシーンがたくさん撮れました。

 皆さんビルドが大好きという方たちで、作品の世界観を知っていただいていたので、映画を一緒に盛り上げようという思いがひしひしと伝わってきて、演じている僕たちもとても刺激を受けました。

 - テレビシリーズはいよいよ佳境を迎えた。
 ビルドは1年間通して展開がものすごく速いところが魅力でしたよね。それが終盤戦でさらにラストスパートをかけてゴール前で伸びるというような、まばたきもできないほどのジェットコースターみたいに速い展開になっていますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 - 戦兎を1年間演じて自身に変化は。
 たくさんの子どもが見てくれている仮面ライダーは教育番組的な側面もありますから、子どもたちの良い手本にならなければいけないという思いは常に持っていました。

 小さいことですけど、信号が点滅し始めたら渡らないとか、物を食べながら歩かないとか、そういった日頃の行動にはものすごく気を付けるようになりましたね。

 - 演技をする上で得たものは。
 お芝居の面ではまだまだですが、すてきなキャストの方々と出会え、スタッフの皆さんに支えられて、映画のタイトルでもある「Be The One(一つになる)」という言葉のように一致団結して作品を作り上げた経験は今後の自信になると思います。

 - 犬飼さんの活躍は徳島でも大きな話題になっていた。
 徳島に住む母親の知人のお子さんがビルドを見てくれていて、母親経由でサインを求められるなど、地元の皆さんの応援に触れる機会が増えました。自分の仕事が地元の子どもたちに少しでも夢を与えられているのかなと思うと、うれしかったですね。

 

 

 - 今後、やってみたい役や仕事は。
 事務所(バーニングプロダクション)の先輩の中でも三浦翔平さんと小池徹平さんがお兄さん的存在なんですが、お2人とも俳優を中心に幅広い分野で活躍されています。

 ずっとその背中を見て刺激を受けてきたので、自分もマルチに活躍して兄貴たちと肩を並べ、いつかは追い抜きたいという気持ちはすごくありますね。

 - 徳島のファンにメッセージを。
 13日に徳島市のイオンシネマ徳島で舞台あいさつさせていただきます。地元でお仕事させていただけるのはすごくありがたいです。

 僕をビルド(創造)してくれた徳島の地に、今度は僕が恩返しとして子どもたちの夢をビルドしに行きます。たくさんの方に映画を見ていただきたいです。今後も応援よろしくお願いします。

 いぬかい・あつひろ 1994年6月13日生まれ、24歳。徳島県出身。2012年11月、「第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。14年6月、テレビドラマ「碧の海~LONG SUMMER~」で俳優デビュー。17年9月から「仮面ライダービルド」でドラマ初主演を務めている。趣味は音楽、DVD鑑賞。特技はギターと110メートルハードル。身長176センチ、体重57キロ。

 

「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」の一場面(劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©2018テレビ朝日・東映AG・東映)

 劇場版のストーリー 火星から運ばれた謎の物体「パンドラボックス」の力で3つの都市に分断された日本。仮面ライダービルドに変身して怪人(スマッシュ)と戦い、3都市間の戦争を終結させた桐生戦兎は、東都知事が発令した「ビルドせん滅計画」によって民衆や盟友の万丈龍我(仮面ライダークローズ)から追われる立場となる。自らの存在意義について苦悩する戦兎は、再び立ち上がることができるのか。そして、その中で明らかになるライダーシステムの謎と、ビルド誕生の秘密とは-。