桜の見頃を迎えた皇居で3月25日から始まった乾通りの一般公開が2日、終了した。9日間の期間中、約18万人が訪れ、沿道に植えられたソメイヨシノなど約100本の桜を見ながら散策を楽しんだ。

 公開されたのは、東京駅丸の内側にある坂下門から宮内庁庁舎前を通り、北の丸公園側の乾門に抜ける約750メートルの並木道。新型コロナウイルス禍で2020年から中止が続き、春は4年ぶりで令和初だった。

 乾通りの一般公開は上皇さまの傘寿を記念し、14年に始まった。秋は紅葉の見頃に合わせて実施している。