北海道は2日、千歳市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと発表した。遺伝子検査で陽性が確定すれば、約39万羽を殺処分する。同市では先月28日、近くの養鶏場で鳥インフル感染が確認され、道が飼育される鶏の処分を進めていた。

 道によると2日朝、15羽が死んでいると連絡があった。うち13羽に簡易検査を実施し、いずれも陽性だった。