長崎戦で5試合ぶりの勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは9日午後6時から長崎県立総合運動公園陸上競技場で6位の長崎と対戦する。4月26日からの2週間で5戦目となる連戦の最後。4戦連続引き分けの徳島にとっては、5試合ぶりに勝ち点3を奪うことこそが心身の癒やしとなり、順位アップへの活力となる。
 
 前節の金沢戦から中2日で迎えるアウェー戦だけにコンディション調整が鍵を握る今節。スタメン組はジョギングや体幹トレーニングなど軽めのメニューにとどめ、出場時間の少ない選手や控え組は6対6で攻守の連係を確認した。前節、5試合ぶりにベンチ入りしたFW佐藤は精力的にボールを奪ってはドリブルで攻め上がる切れのいい動きを見せ、好調をアピールしていた。
 
 J2参入3年目の長崎は元日本代表FWの高木監督が指揮を執り、ここまで6勝3分け3敗(勝ち点21)。豊富な運動量を生かし前線から人数を掛けてボールを奪い、縦へ速い攻撃を仕掛ける。今季徳島から移籍したMF花井とMF李栄直(リ・ヨンジ)は開幕戦から攻守の要として活躍。180センチ以上の長身選手が多く、セットプレーからも得点できる。
 
 ここ5試合複数失点のない徳島は引き続き守備で踏ん張り、チャンスを確実にものにしたい。セカンドボールを拾ってサイドからクロスを上げる回数は増えており、ゴール前でのパスやシュートの精度が求められる。
 
 前節、2度のヘディングシュートを放ったFW長谷川悠は「チャンスはつくれているが決め切れていない。シュートを増やし何としてもゴールを決める」と自身8戦ぶりの得点とアウェー初白星を誓った。