後半13分、徳島のFW長谷川悠(右端)がシュートを決めて1-1に追い付く=長崎県立総合運動公園陸上競技場

後半13分、徳島のFW長谷川悠(右端)がシュートを決めて1-1に追い付く=長崎県立総合運動公園陸上競技場

 明治安田J2第13節第1日は9日、各地で10試合が行われた。徳島ヴォルティスは長崎県立総合運動公園陸上競技場で長崎と戦い、1-1で引き分けた。5試合連続引き分けとなり、通算成績は2勝7分け4敗の勝ち点13で順位は17位のまま。磐田が水戸に2-1で逆転勝ちし、勝ち点28として首位に浮上。千葉は讃岐を1-0で下して同27とし、得失点差で2位に順位を上げた。前節首位の金沢は岡山と引き分け、3位に後退した。次節の徳島は17日午後1時から東京都調布市の味の素スタジアムで10位の東京Vと対戦する。

 [評]立ち上がりに先制されて劣勢を強いられた徳島だったが、攻撃のリズムが出てきた後半にFW長谷川悠のゴールで追い付き、5試合連続のドローに持ち込んだ。
 
 前半5分、出足のいい長崎に左サイドから中央へパスを通され、相手MFのドリブルシュートで先制を許した。その後は相手の厳しいプレスの前に1本しかシュートを打てず折り返した。後半はMF木村の投入でパスのつながりがよくなり、MF濱田を経由して好機をつくったが、長谷川悠の同点弾を含め2本しかシュートを打てなかった。