明治安田J2第15節は24日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで札幌と戦い、1-2で敗れた。連続引き分けは6で止まり、8試合ぶりの黒星。通算成績は2勝8分け5敗(勝ち点14)となり、順位は18位に下がった。大宮が岐阜に5-0で快勝し、勝ち点を31に伸ばして首位に立った。栃木と1-1で引き分けた金沢が同29で2位に浮上し、前節首位の磐田は群馬に1-2で敗れ3位に後退した。次節の徳島は31日午後2時から同スタジアムで磐田と対戦する。
[評]徳島は後半26分にFW佐藤が頭で今季初得点し1-2と詰め寄った後もロングボールを入れてゴールに迫ったが追加点を奪えず、8試合ぶりの黒星を喫した。
前半は厳しくプレスをかけて中盤を支配し、MFの木村やエステバンを軸にサイドから攻め込んだ。ところが21分、MF稲本の縦パスから起点とした攻めで先制されると後半20分には右サイドからのクロスを押し込まれ2失点目。途中出場した佐藤の得点で勢いづき、後半は9本のシュートを放ったものの、相手GKの好セーブに阻まれた。