四国アイランドリーグplusは29日、6月に北米遠征する選抜チームの29選手を発表した。徳島インディゴソックスからは、一足早く12日に選出された松嶋亮太内野手以外に徳島市出身の増田大輝内野手ら9人が選ばれ、4球団の中で最多となる10人が参加する。
他の3球団の内訳は香川9人、愛媛6人、高知4人。指揮を執る徳島の中島輝士監督が前期リーグ戦で好調だった選手を軸に、各球団の事情を考慮して選んだ。コーチには愛媛の加藤博人、香川の智勝両コーチを据えた。徳島の殖栗正登トレーナーが帯同する。
中島監督は「リーグ代表にふさわしい布陣。過酷なスケジュールだが、自覚を持って頑張ってほしい」とコメント。増田選手は「堂々とプレーし、一回りも二回りも大きくなって帰ってくる」と意気込みを語った。
北米遠征は今季初めて行う。選抜チームは6月6日に東京都内で出発会見を開き、7日に渡米。12日から28日までの17日間、米国とカナダで現地の独立リーグ「カナディアン・アメリカン・リーグ」の6チームと17連戦を行い、7月1日に帰国する。
◇徳島の選抜メンバー
投手=吉田嵩、福永春吾、ブランセマ、山藤桂▽捕手=宮下直季▽内野手=小林義弘、増田大輝、松嶋亮太、トモ▽外野手=鷲谷綾平