阿波踊り最終日の15日も各演舞場では、タレントや県出身のアイドルらが観客の声援に応えた。あいにくの雨にもかかわらず、あふれんばかりの笑顔を振りまいて真夏の祭典のフィナーレを彩った。

 

 畠山愛理さん・大山加奈さん

 元五輪新体操団体日本代表の畠山愛理さん=写真右=と元バレーボール女子日本代表の大山加奈さん=写真左=は、富士通連で南内町演舞場に躍り込んだ。畠山さんは「新体操にない太鼓の響きが新鮮」。大山さんは「踊りは苦手だけどすごく楽しい。また来たい」と上機嫌だった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 曽田茉莉江さん

 タレントの曽田茉莉江(まりえ)さんは、富士通GSI連と一緒に南内町演舞場に繰り出した。昨年に続き2回目の参加で、しなやかな手さばきと、爽やかな笑顔で観客を魅了した。「昨年より上手に踊れたかな。雨もいい演出になった感じですね」と声を弾ませた。
 

 

 

 

 

 

 

 

 タージンさん

18年連続の出場となるタレントのタージンさんは、森永カルダスチビッコ連と共に藍場浜演舞場に登場。うちわを配ったり、カメラに向けてポーズを取ったりして盛り上げた。「雨でもお客さんと踊り子が一体となる阿波踊りは素晴らしい」と感心した様子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 野々村真さん

 タレントの野々村真さんは日立連と一緒に紺屋町演舞場に登場。16年連続の参加とあって、軽快な手さばきや足運びはお手のもの。桟敷からの歓声に大きく手を振って応え「雨の中で踊るのは初めてだけど、ほてった体を冷ましてくれた」と白い歯をのぞかせた。

 

 

 

 


 

 

 吉田類さん

 テレビ番組「酒場放浪記」で人気のエッセイスト吉田類さんは、エフエム徳島連で紺屋町演舞場に。びしょぬれになりながらも、全身を使った力強い踊りを披露した。「徳島はおいしいお酒が多い。いっぱい踊って、がんがん飲みたい」と顔をほころばせた。