阿波踊りの有名連14連でつくる「阿波おどり振興協会」が9月24日、徳島市の藍場浜公園で、所属連の踊り子が一斉に踊り込む「総踊り」を行う。西日本豪雨の被災地支援が目的で、会場で義援金を募る。
振興協会によると、総踊りには所属連の約1500人が参加する見通し。義援金は踊り子が愛媛県などの被災地に持参し、現地で阿波踊りを披露する。
総踊りは例年、徳島市の阿波踊り期間中、南内町演舞場で行われていたが、今年は主催団体の阿波おどり実行委員会が中止を決定。振興協会は反発し、13日夜、演舞場外で総踊りを強行した。
藍場浜公園での総踊りに先立ち、あわぎんホールで所属連によるステージを予定している。振興協会の山田実理事長は「前夜祭で披露できなかったものを見せたい」と話した。いずれも入場無料。