平成最後の大乱舞は雨に浮かれて、夜遅くまで続いた。4日間にわたって街を踊り一色に染め抜いた徳島市の阿波踊り(阿波おどり実行委員会主催)は15日、最終日を迎えた。

 踊り子たちは降りしきる雨をものともせずに「踊らなソンソン」と汗を飛び散らせ、鳴り物も負けじと迫力のある演奏を披露。街角やおどり広場では観光客らがこよい限りの踊り天国に酔い、歓喜と興奮が冷めやらぬまま閉幕した。