15日、強い風が吹き、時折激しい雨が降った。海上はうねりを伴う波が高く、県南部の磯渡し、イカダや船釣りは見合わせた業者がほとんど。手軽に行ける波止や岸壁では、チヌの好調が続いている。波があるときや風の強い日は無理な釣行は控え、荒れ後に期待したい。また、最近は岸壁などで家族連れの小さな子どもの姿も見られるが、安全のために必ずライフジャケットを着用してもらいたい。
[友釣り]<勝浦川>15日、風が強かった。雨のため14時ごろから増水しだし、濁りはじめた。上沖野周辺で15~20センチのアユ33匹。
[波止]<赤石東ふ頭>15日、ささ濁りで、少し風波もあった。午前中の2時間ほど、イガイを餌に落とし込み仕掛けで釣り歩いた人が35、40センチのチヌ2匹。
<和田島漁港>14日、夕方の約1時間、イガイを餌に落とし込み仕掛けで探り歩いた人が40、45センチのチヌ2匹。
[イカダ]<ウチノ海>14日、午後から南寄りの風が強く吹いた。ヤカタで宝塚市の3人が、サナギをダンゴに包みカカリ釣りで20~32センチのチヌ20匹と52センチのヒラメ1匹。各ヤカタで家族連れらが、赤アミを餌にサビキ仕掛けで10センチ前後の小アジ多数。
<高知・吉良川沖>14日、2号で底物を狙った人が、40センチのイシダイと同型のイシガキダイを各1匹。3号ではフカセ釣りで40センチのヒラソウダ2匹と35センチのマルソウダ6匹。30センチ前後のムロアジ7匹。
[投げ釣り]<小松島港>15日、南防は普段より少し潮は速かった。9時から4時間半、マムシとアオイソメ、イシゴカイを餌に33~39センチのキビレ3匹と25センチのサバ、45センチのアナゴを各1匹。
[潮入り川]<日和佐川河口>14日、ささ濁り。南寄りの風が少し強かった。潮の流れはほとんどなかったが、上潮が風に押される2枚潮。右岸で14時半から3時間半、東京の人が沖アミを餌にハリス1・2号のフカセ釣りでウキ下3ヒロ半で15~20メートル沖を狙い、40センチ前後のチヌ4匹と38センチのへダイ1匹。近くで別の人も30センチのチヌと25センチのキス、同型のへダイ、40センチのヒラスズキを各1匹。小さなフグやアイゴ、コッパグレなどの餌取りが多く、マキ餌は多めに必要なようだ。(県釣連盟報道部)