後半43分、徳島の広瀬陸(左端)がこぼれ球を押し込み、2-1とする=鳴門ポカリスエットスタジアム

後半43分、徳島の広瀬陸(左端)がこぼれ球を押し込み、2-1とする=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第18節は14日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで讃岐と戦い、2-2で引き分けた。通算成績を2勝10分け6敗の勝ち点16とし、順位は18位のまま。

 首位の大宮は栃木を2-0で下し、4連勝で勝ち点を40に伸ばした。磐田は長崎に1-0で勝ち、同36で2位をキープ。金沢は大分と引き分けて同33とし、3位を守った。次節の徳島は21日午後7時から大阪市のキンチョウスタジアムで8位のC大阪と対戦する。

 [評]後半40分と43分のゴールで2-1と逆転した徳島だったが、終了間際にゴール前のマークが緩み痛恨の失点。讃岐との初のダービーマッチを2-2で引き分けた。

 前半はボールを奪ってサイド攻撃を仕掛けたが帰陣の速い相手を崩せず0-0で折り返した。後半6分、MF永田にミドルシュートを決められ先制を許した。

 しかし、40分にFKをDF福元が頭で合わせ、43分には左クロスのこぼれ球をDF広瀬陸が右足で押し込んだ。ところが、2分後にクロスの折り返しをDF藤井に頭で押し込まれ10戦ぶりの白星を逃した。