明治安田J2第22節は8日、各地で11試合を行った。徳島ヴォルティスは京都市の西京極陸上競技場で京都と戦い、1-0で勝って後半戦初戦を白星で飾った。通算成績は4勝10分け8敗の勝ち点22となり、順位を二つ上げて17位となった。首位の大宮は札幌に3-2と逆転勝ちし、勝ち点を49に伸ばした。2位の磐田は讃岐と引き分けて同41。3位の金沢と4位千葉の対戦は0-0で引き分け、それぞれ勝ち点38、37とした。次節の徳島は12日午後6時から鳴門ポカリスエットスタジアムで13位の北九州と対戦する。
[評]雨の中、反応鋭くこぼれ球を拾って優位に進めた徳島が前半終盤のチャンスをものにし、1-0で競り勝った。
スタートから4-4-2システムで臨んだ徳島は佐藤と津田が2トップを組み、チャンスをつくった。前半37分、福元からのロングパスをアレックスが落とし、大崎とワンタッチでパス交換した後、右足でゴール右隅に決めて先制。後半はパスを回される時間帯もあったが、素早く体を寄せて反撃の芽を摘んだ。終了間際の右サイドからのシュートもGK長谷川徹が好セーブし、14試合ぶりに完封勝ちした。