プランターを並べるみなと高等学園の生徒=鳴門オロナミンC球場

プランターを並べるみなと高等学園の生徒=鳴門オロナミンC球場

 第97回全国高校野球選手権徳島大会は11日、鳴門オロナミンC球場で開幕する。前年と同じ31校が参加し、26日までの延べ13日間、全国選手権大会(8月6日から15日間・甲子園球場)の出場権を懸けて熱戦を繰り広げる。
 
 午前10時から開会式が行われ、前年優勝校の鳴門を先頭に、31校の選手が入場行進する。先導役は生光学園野球部記録員の安田脩人さん、選手宣誓は城北の松本朋也主将が務める。
 
 初日は1回戦2試合があり、開幕試合の徳島市立-脇町は午後0時10分にプレーボール。始球式は城西の前身・徳島農OBの多田和幸さんが行う。第2試合の辻-新野は午後2時半開始予定。
 
 開幕を翌日に控えた10日、同球場で県高野連の役員と生光学園、みなと高等学園の両校の生徒ら約40人が入場行進に使うプラカードや校旗を準備した。さらに、同学園と阿南支援学校、城西の生徒が育てたサルビアなどのプランターを右翼の芝生席などに運び、「高校野球100年」にちなんで「100」の形に並べた。