前半17分、先制ゴールを決め喜ぶ徳島の佐藤(左から3人目)=石川県西部緑地公園陸上競技場

前半17分、先制ゴールを決め喜ぶ徳島の佐藤(左から3人目)=石川県西部緑地公園陸上競技場

 明治安田J2第26節は26日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは石川県西部緑地公園陸上競技場で金沢と戦い、1-0で競り勝って3連勝を果たした。通算成績は7勝10分け9敗の勝ち点31となり、順位は16位と変わらず。首位大宮は岐阜に5-0と大勝し、6連勝で勝ち点を61に伸ばした。2位磐田は3位C大阪に0-1で敗れ、同47のまま。C大阪は同44。東京Vが同43で4位に上がった。次節の徳島は8月1日午後7時から千葉市のフクダ電子アリーナで7位の千葉と対戦する。

 [評]徳島は前半17分の佐藤の先制点を守り切り、1-0で勝って連勝の数を3に伸ばした。
 
 立ち上がりから木村やエステバンらが懸命に走って相手のカウンターを阻止。前半17分に藤原の左クロスを佐藤が打点の高いヘディングでたたき込んだ。1-0で折り返した後半は速攻やセットプレーからピンチを招く場面もあったが、橋内らがサイド攻撃を粘り強く封じ、中央では福元、石井が体を張ってはね返した。GK長谷川の好セーブもあって3試合連続で完封した。