美波町の伊座利漁港周辺で18日、海女漁に挑戦する「あまちゃん体験塾」があり、県内外の10~40代の女性21人が参加した。
参加者は、地元漁師から潜り方を教わりながら、専用のノミを持って水深1~4メートルの磯に潜り、アワビやサザエを探した。獲物を手に入れると声を上げて喜び、採った貝は網焼きなどにして味わった。
海女を目指している神戸市の高校3年河合春薫さん(17)は「作業はきつかったけれど、実際の漁を体験できて楽しかった」と話した。
伊座利漁協が海女漁の担い手育成につなげようと2013年に始め、6回目。25日も開く。