高校生が3人一組で生け花の腕前を競う「Ikenobo 花の甲子園」の四国地区大会が18日、高知市で開かれ、徳島北高(徳島市)華道部のチームが1位となって2連覇を果たし、全国大会への切符をつかんだ。四国からの進出は1校のみ。
出場校がそれぞれ決めたテーマに沿って45分間で三つの作品を作った。徳島北高は「夢の祭典」のテーマで、五輪をイメージしてヒマワリを金メダルに見立てた。2年生の西内琴音さん(16)は「みんなで協力して全国大会優勝を目指して頑張ります」と笑顔で話した。
西日本豪雨で大きな被害を受けた愛媛県の県立東温高のテーマは「希望」。2年生の松本優菜さん(16)は「花を生けることで被災地にエールを送りたい」と思いを込めた。大会には徳島市立高(徳島市)など10校が参加した。
全国大会は11月11日に京都市で開かれる。