県内の選手らと練習するニーダーザクセン州の選手(左端)=鳴門市の鳴門アミノバリューホール

 徳島県と友好交流提携を結ぶ独ニーダーザクセン州と中国湖南省などの卓球選手を招いた練習会(県主催)が18日、鳴門市撫養町の鳴門アミノバリューホールで始まり、県内小中高の選手らと親睦を深めた。23日まで開かれる。

 この日参加したのは県内の小学3年~高校2年の選手12人と12~15歳の独代表選手6人、12歳以下の日本代表選手2人。軽いラリーで体を温めた後、シングルスで対戦した。

 城東中3年の石田真人さん(15)は「ドイツ選手はレベルが高かった。コミュニケーションを取って仲良くなりたい」。ニーダーザクセン州のクラブに所属するヴィンセント・センクバイルさん(14)は「アジアの選手と戦うことで成長できると思う。観光も楽しみ」と話した。

 湖南省の選手は6人が19日から加わる。休養日(20日)を除く4日間、合同で練習したり試合をしたりする。休養日には県内観光も予定している。