1回戦での対戦が決まり、健闘を誓う鳴門の堀主将(右)と九州国際大付の岩崎主将=大阪市のフェスティバルホール

1回戦での対戦が決まり、健闘を誓う鳴門の堀主将(右)と九州国際大付の岩崎主将=大阪市のフェスティバルホール

 大会創設100年を迎え、6日に甲子園球場で開幕する第97回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで行われた。徳島代表の鳴門は、大会第2日の1回戦第3試合(7日午後1時開始予定)で、福岡の九州国際大付と戦うことになった。

 抽選は出場49校の選手、監督らが見守る中で行われた。鳴門の堀皓貴主将が5番目、九州国際大付の岩崎魁人主将が36番目にくじを引いて対戦が決まった。全ての組み合わせが決まった後、両主将は握手を交わして健闘を誓い合った。

 開会式の選手宣誓は「高校野球100年」を記念して従来の抽選をせずに決め、鳥羽(京都)の梅谷成悟主将が務める。開幕試合となる北海(南北海道)対鹿児島実の始球式は、1957年の選抜大会で早実(西東京)を優勝に導いた王貞治ソフトバンク球団会長が行う。開幕前日の5日に開会式のリハーサルが行われる。