九州国際大付戦に向けて打撃練習に取り組む鳴門の選手たち=兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場

 徳島県代表の鳴門は、大会第2日の1回戦第3試合(7日午後1時開始予定)で、九州国際大付(福岡)と戦う。両校とも投打のバランスの取れたよく似たチーム。鳴門のエース河野が、九州国際大付の強力クリーンアップをどう封じるかが最大の焦点だ。3、4点勝負の接戦で、引き締まった試合となることが予想される。

 九州国際大付はチーム打率3割1分。出場49校中41位とそれほど高くないが、右打者をそろえる中軸には警戒が必要だ。身長187センチ、体重85キロの4番山本は打率5割。長打力に加え、確実性も備える強打者。3番岩崎、5番脇坂も打率3割を超す。福岡大会7試合で3人合わせて30打点と勝負強さが光る。

 鳴門の河野としては、右の強打者に対し、持ち味の内角を鋭く突く投球ができるかがポイントとなる。内と外に揺さぶり相手の打撃フォームを崩す配球を心掛けたい。

 九州国際大付のエースは左腕富山。最速142キロの直球に、縦横の変化球を備え、奪三振率も高い。福岡大会では5試合で計24回と3分の1を投げて7失点と好投した。準々決勝以降の3試合に先発した右腕野木の成長が著しく、先発する可能性もある。

 対する鳴門打線はチーム打率3割7分2厘。49校中12位だが、相手の2投手の仕上がりが良いだけに、好機が再三訪れるとは考えにくく、少ないチャンスを確実にものにしたい。打線の鍵を握るのは矢竹、手束、佐原の中軸。甲子園入りしてからも徳島大会の調子を維持しており、6日の練習でも快音を響かせた。

 経験豊富な1番堀、6番森の3年生コンビが攻撃の起点として役割を発揮できるか。鳴門は早い回に先取点を奪うことができれば、勝利が見えてくる。