全国高校総体(インターハイ)第11日は7日、堺市金岡公園体育館などで10競技が行われ、ハンドボール決勝の男子は藤代紫水(茨城)が法政二(神奈川)を39-27で下し、初優勝を果たした。女子は高松商(香川)が四天王寺(大阪)に17-16で勝ち、2年ぶり3度目の頂点に立った。

 新体操個人の女子は高校選抜大会で個人総合を制した猪又涼子(長野・伊那西)が30・750点で初優勝、男子は堀孝輔(三重・高田)が18・675点で初制覇した。

 自転車で公開競技の女子は2種目で優勝が決まり、500メートルタイムトライアルは平井杏奈(福岡・祐誠)が37秒371の高校新で2連覇。スクラッチは古山稀絵(東京・昭和第一学園)が制した。

 7競技に出場した徳島県勢は、バドミントンの男子・徳島商、女子・城東とも1回戦で敗退。弓道の男子・阿南高専、女子・徳島市立も予選落ちした。カヌーの那賀勢は男女5種目で予選を突破。準決勝が行われた4種目はいずれも決勝に進めなかった。