山あいの静かな湖が、世界最高峰の戦いに沸き返る―。

 

徳島県三好市池田町の池田ダム湖で8月30日から9月2日までの4日間、アジアで初めて水上スポーツ「ウェイクボード」の世界選手権が開かれる。世界30カ国約200人の選手が集う大会に、開催地枠で徳島県三好市の小学生チーム「イケダコイレブン」も出場する。

 メンバーは8~12歳の男女10人。ウェイクボードに適した水辺環境を生かし、三好市から将来のトップ選手を育てようと、昨年7月に結成された。チーム名は、池田高野球部が1974年春の甲子園で準優勝した際の愛称「さわやかイレブン」にあやかった。

 結成当初は、ボードに立つことさえままならなかった子どもたち。それが今では、湖面をなめらかに滑走するようになり、小さくジャンプできるまで技術を高めたメンバーもいる。

 イケダコイレブンは、大会第3日の9月1日に登場する。性別と年齢区分で4クラスに分かれ、世界への第一歩を踏み出す。

「WWAウェイクボード世界選手権」はプロとアマチュアの世界一を決める最も権威ある大会で、池田ダム湖での開催が第30回の節目となる。プロ選手にとっては、世界各地を転戦する「ワールドシリーズ2018」の最終戦も兼ねる。国内外のトップ選手による白熱した優勝争いが繰り広げられそうだ。

出場予定のトップ選手は、<男子>ハリー・クロフォード選手(オーストラリア)、コリー・テネセン選手(オーストラリア)、手塚翔太選手(日本)<女子>ニコラ・バトラー選手(南アフリカ)、メーガン・イーセル選手(アメリカ)、吉原陽向選手(日本)。