前半39分、先制のPKを決めて仲間と喜ぶ徳島の津田(中)=鳴門ポカリスエットスタジアム

前半39分、先制のPKを決めて仲間と喜ぶ徳島の津田(中)=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第29節は15日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで東京Vと戦い、1-0で競り勝った。2連勝で通算成績を9勝10分け10敗の勝ち点37とし、順位を13位に上げた。首位の大宮は愛媛に1-3で敗れ、連勝が8で止まった。勝ち点は67。2位の磐田も福岡に0-2で負け、51。次節の徳島は23日午後6時から静岡県磐田市のヤマハスタジアムで磐田と対戦する。

 [評]徳島は前半39分に津田がPKを決めて1-0で競り勝ち、ホーム3連勝を果たした。
 
 前半から相手の裏を突く積極的な攻撃を展開。PK獲得の場面も金宗旻(キム・ジョンミン)へのロングボールのこぼれ球を拾おうとした津田がペナルティエリア内で倒された。1-0で折り返した後半早々に相手MFが退場して数的優位に立ち、前線の金宗旻や途中出場の長谷川悠を起点に攻勢を強めた。東京Vの速いパス回しにも守備陣がうまく対応して決定機をつくらせず、2戦続けて完封した。