サッカーJ2徳島ヴォルティスは20日、J1湘南ベルマーレから阿南市出身のFW表原玄太(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 背番号は36。期間は2019年1月31日までで、湘南と対戦する公式戦には出場できない。

 表原は身長167センチ、体重67キロ。ヴォルティスジュニアユースや阿南FCジュニアユースを経てヴィッセル神戸U-15、神戸U-18へ進んだ。2014年にJ2愛媛FCでプロキャリアをスタート。2017年から湘南(当時J2)に移った。 鋭いドリブルが持ち味で J2で通算66試合出場3得点、J1では2試合に出場。今季はルヴァン杯で神戸を相手に得点を記録した。

 クラブを通じて表原は「幼少期を過ごした徳島で再びチームの一員となれたことをうれしく思います。J1昇格という目標達成にプレーで貢献できるように精いっぱい頑張ります。熱い声援よろしくお願いします」とコメントを発表した。

 今季、ヴォルティスに在籍する徳島県出身選手は、MF小西雄大(20)、MF藤原志龍(17)と合わせ、3人となった。 

 ▼育成型期限付き移籍

 プロの若手選手(18~23歳)の試合出場機会を増やし、育成するために日本サッカー協会が設けた制度。日本国籍を持ち、下位リーグへ期限付き移籍(J1からJ2、J2からJ3など)する場合、リーグが設けた登録期間(今季は8月17日で終了)に関わらず、選手登録できる。