サッカーの第95回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、徳島新聞社、共同通信社、NHK共催)の2回戦は5日、各地で13試合が行われる。J2徳島ヴォルティスは、午後6時から鳴門ポカリスエットスタジアムでJ2群馬を下した岐阜県代表の岐阜セカンドと対戦する。1回戦と同様に格上の強さを見せつけ、対決が濃厚なJ1新潟との3回戦へ勢いづきたい。
7-0で快勝した初戦に続き、2回戦も突破して13日に再開されるリーグ戦へ手応えをつかもうと、選手は士気高くボールを追っている。1回戦で今季初得点した衛藤は「いいイメージで準備できている。FW陣とうまく絡んで早い時間帯に崩したい」と気合十分だ。
2年ぶり出場の岐阜セカンドは東海社会人リーグ1部に所属するJ2岐阜の下部チーム。球際に厳しく寄せ、素早いカウンターを仕掛ける。群馬との1回戦では2点を先に取って主導権を握り、2-1で勝利。番狂わせを起こした。
小林監督は「相手は勢いに乗って向かってくるので隙を見せずしっかりやりたい」と話し、今回もベストメンバーで臨む考え。リーグ戦から4戦連続で最終ラインを統率する冨田は速攻やサイド攻撃を警戒し「前に走れる選手が多い。突破されないようカバーし合って守る」と完封を誓う。
3日に徳島スポーツビレッジで行われた紅白戦で先発組のボランチに入った窪田は、エステバンと息の合ったプレーを披露。1回戦に続く出場に向け「中盤は激しく寄せてくるのでつかまらないようにし、前線へいいパスを出したい」と意欲を見せた。
トップニュース