鳴門市出身で、プロ野球阪急(現オリックス)などで活躍した八田正(はった・ただし)さんが19日午後8時42分、前立腺がんのため大阪市の病院で死去した。81歳だった。葬儀・告別式は22日午前10時半から兵庫県西宮市高畑町2の25、エテルノ西宮で。喪主は妻彩子(あやこ)さん。
鳴門高で1954年春の選抜高校野球大会に出場。55年に大映に入団、球団合併を経て大毎、東京(現ロッテ)、その後阪急で71年まで内野手としてプレーし、流し打ちの名手として知られた。通算成績は1549試合出場で1148安打、56本塁打、360打点、打率2割6分3厘。引退後はオリックスで主にスコアラーを務めた。