サッカーの第95回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、徳島新聞社、共同通信社、NHK共催)第3日は5日、各地で2回戦13試合が行われた。J2徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで岐阜セカンド(岐阜)と戦い、1-0で競り勝った。9日の2回戦で対戦するJ1新潟とブラウブリッツ秋田(秋田)の勝者と3回戦(日時場所未定)を行う。
J1勢は順当に3回戦へ勝ち進み、広島は浅野、野津田の2得点などで広島経大に8-0で大勝。鳥栖はヴェルスパ大分に4-0で快勝し、松本は金沢、山形は讃岐とJ2クラブを退けた。湘南は桐蔭横浜大(神奈川)、甲府は順大(千葉)、川崎は松江シティ(島根)を下した。
[評]徳島は後半40分に広瀬陸が右足で決め、1-0で辛勝した。前半から主導権を握りながらも決定力を欠き、0-0で折り返した。後半は30分から途中出場した金宗旻(キム・ジョンミン)が前線で起点となり、終盤に挙げた決勝点も右サイドの高い位置からパスを送り、広瀬陸のゴールを引き出した。岐阜セカンドは粘り強く守ってカウンターを仕掛けたが、終盤に力尽きた。