J2で14位の徳島ヴォルティスは20日午後1時から香川県丸亀市のPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)で15位讃岐との「東四国クラシコ」に臨む。意地と誇りを懸けた隣県同士のダービーマッチで3試合ぶりの勝ち点3を狙う徳島。前回ホームで引き分けた讃岐を打ち破って勝ち点差を広げ、上位浮上への起爆剤にしたい。
前節の長崎戦は今季5度目のスコアレスドローとなり、通算成績は9勝11分け11敗(勝ち点38)となった。それでも2試合ぶりの完封やけが人の復帰など好材料もあり、練習には活気が漂う。16試合ぶりに出場した内田は「ピッチに戻れたのはうれしいが、もっと質の高いプレーが求められている」と危機感を持ってボールを追っている。
讃岐は現在9勝10分け12敗(同37)。後半戦に入ってからの10試合は3勝3分け4敗と黒星が先行し、6勝1分け3敗とする徳島とは対照的。しかし、25失点はリーグ3番目に少なく、堅守からのカウンターは切れ味鋭い。6月に鳴門で対戦した際は、徳島が逆転した後、終了間際にサイドを破られ追い付かれた。
徳島としては、まずはプレスを徹底して攻撃の芽を摘むことが必要。攻撃では、引いて守備ブロックをつくる相手と駆け引きしながら、うまくスペースを見つけて得点機を築けるかが鍵を握る。
18日に徳島スポーツビレッジで行われた紅白戦では、控え組に入った佐藤や木村も切れのいい動きで攻撃を活性化していた。2試合ぶりの先発に意欲を燃やすアレックスは「相手は守備を固めてくるだろうが、サイドを突破して、いいボールを上げたい」と力強かった。
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