後半33分、徳島の冨田(右から2人目)がヘディングシュートを決め1-1とする=鳴門ポカリスエットスタジアム

後半33分、徳島の冨田(右から2人目)がヘディングシュートを決め1-1とする=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第34節は27日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムでC大阪と戦い、1-1で引き分けた。通算成績は10勝13分け11敗の勝ち点43となり、順位は11位のまま。首位の大宮は千葉に2-1で競り勝ち、勝ち点を74に伸ばした。2位の磐田は北九州を3-2で下して同64。3位のC大阪は同59とした。次節の徳島は10月4日午後7時から岐阜メモリアルセンター長良川競技場で18位の岐阜と対戦する。

 [評]前半終盤の失点で劣勢を強いられた徳島だったが、後半33分に衛藤のCKを冨田が頭で押し込んで追い付き、1-1で引き分けた。
 
 立ち上がりからエステバンらが中盤でプレスをかけてC大阪のサイド攻撃を封じ、前線の佐藤らを起点に攻め込んだ。しかし、終了間際にDF裏へ縦パスを通され、MFパブロに先制を許した。後半は衛藤らがサイドからクロスを上げてチャンスメーク。同点に追い付いた後も集中を切らさず好ゲームを展開したが、14試合ぶりの逆転勝利はならず、2試合続けて引き分けた。