屋並の低い徳島の町も、寒くなるにつれて、うどん屋のだしを取る匂いが濃くなって、町を流れる川の水がうっすらと湯気を吐くようになった(林芙美子『放浪記』)【言言句句/丁山俊彦】(34) 言言句句 あわのことば 2023/06/09 12:00 保存 記事を保存 × 有料プランをご購読の方のみご利用いただけます 新規会員登録 ログイン 印刷 twitter facebook line 花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき―。 残り355文字 この記事コンテンツは会員限定です。会員登録で続きをお読みいただけます。 会員登録する ログインする サービス詳細を見る