鮮やかに色づいたアジサイ=徳島市のしんまちボードウオーク

鮮やかに色づいたアジサイ=徳島市のしんまちボードウオーク

 高松地方気象台は29日、四国地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日、昨年より13日早い。5月の梅雨入りは史上最も早かった2021年の12日以来2年ぶり。

 気象台によると、今年の梅雨前線は例年より北に停滞していることに加え、台風2号の影響で南から湿った空気が入り前線の活動が活発化している。今後1週間も、曇りや雨の日が多い見込みとなっている。梅雨明けは平年が7月17日ごろ。昨年は22日だった。

 徳島市東船場町の「しんまちボードウオーク」では、紫や青の花を咲かせたアジサイが行き交う人たちの目を楽しませている。家族と通りがかった松茂小3年の今井陽翔(はると)くんは「色がとてもきれい」と笑顔を見せた。

 徳島地方気象台によると、30日の県内はおおむね雨となり、1時間に20ミリのやや強い雨の降る所もある見込み。