なまめかしいカッパのキャラクターで知られる漫画家小島功(こお)さん(1928~2015年)の作品展「現代の浮世絵師と呼ばれた男」が21日、鳴門市大麻町の大麻比古神社で始まった。30日まで。
清酒「黄桜」のCMで人気を集めたカッパのほか、漫画雑誌の表紙を飾ったイラストの原画と版画約70点を展示。秋祭りを楽しむカッパの家族や、富士山を眺めながら杯を傾けるカッパの男女など、柔らかいタッチで描かれた作品が並んでいる。
作品展は小島さんが設立したコオプロ(東京)が企画。生誕90周年を記念して全国を巡回している。観覧は午前10時~午後4時半。作品は販売もしている。入場無料。