勲功章の表彰状を受け取る大塚製薬の河野監督(右から2人目)と伊藤選手(同5人目)=和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場

勲功章の表彰状を受け取る大塚製薬の河野監督(右から2人目)と伊藤選手(同5人目)=和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場

 紀の国わかやま国体の陸上競技が行われている和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で3日、日本陸連の表彰式があった。8月の世界選手権北京大会の女子マラソンで日本人トップの7位に入賞し、来年のリオデジャネイロ五輪出場を決めた大塚製薬の伊藤舞選手(31)と河野匡監督(55)らに2015年度勲功章などが授与された。(2面に「人」)

 勲功章が授与されたのは、世界選手権の入賞者3人、韓国光州でのユニバーシアード大会優勝者5人、指導者6人の計14人。伊藤選手は「リオデジャネイロ五輪でさらにいい成績を目指したいという意欲が高まった」。河野監督は「伊藤選手を支えてきた大勢の関係者と喜びを分かち合いたい」と話した。

 2014年度秩父宮章や高校・中学優秀指導者章も授与された。