雨が降り続き、葉にしたたる滴=午後1時ごろ、徳島市下助任町

雨が降り続き、葉にしたたる滴=午後1時ごろ、徳島市下助任町

 30日の徳島県内は、梅雨前線や湿った空気の影響で雨や雷雨となり、激しく降る所があった。午後4時半までの降水量は三好市東祖谷京上53・5ミリ、つるぎ町半田45・5ミリ、徳島市30・0ミリ。午後4時までの各地の最高気温は美波町23・0度、徳島市と美馬市穴吹町が21・6度。美波町は5月上旬並み、徳島市と美馬市穴吹町は4月下旬並みだった。

 31日も梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、昼前まで雨が降る見込み。予想最高気温は徳島市と三好市池田町が21度、美波町19度。

 大型で強い台風2号は30日午後3時現在、沖縄の南にあり、ほとんど停滞している。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。しばらく動きは遅く、まだ速度にかなり幅があるが、今週後半には本州の南海上を東寄りに進む予想。また、台風周辺の湿った空気などの影響で、梅雨前線の活動が活発に。2日から4日ごろにかけて、九州から関東付近まで強雨エリアが広がる見込みとなっている。