明治安田J2第36節は10日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで群馬と戦い、0-1で敗れて6試合ぶりに黒星を喫した。通算成績は11勝13分け12敗で勝ち点は46のまま。順位は11位から13位に下がった。首位の大宮は熊本に0-3で完敗した。勝ち点は75のまま。2位の磐田は水戸と1-1で引き分けて同66とし、3位福岡と4位のC大阪はともに勝って勝ち点を64、62に伸ばした。徳島は14日のJ1新潟との天皇杯3回戦を挟み、次節は18日午後4時から、さいたま市のNACK5スタジアム大宮で大宮と対戦する。
ザスパクサツ群馬 1-0 徳島ヴォルティス
前半0-0
後半1-0
▽得点者【群】後半39分 ユン・ヨンスン
[評]序盤から主導権を握った徳島は8本のシュートを放ちながら決め切れず、終盤に失点して0-1で敗れた。
前半は金宗旻(キム・ジョンミン)や佐藤に縦パスを入れてからサイドに展開し、衛藤や広瀬陸がクロスを上げた。後半もボールをキープしながら攻め込み、中盤以降は内田、長谷川悠ら得点力のある選手を投入して攻勢を強めた。しかし、39分、中央突破を止めようと石井がスライディングしたが、クリアボールが相手の足に当たってゴールに入り痛恨の失点。最後まで追い付けず3戦ぶりに無得点に終わった。