全日本実業団女子駅伝予選会で8位内を目指し調整を重ねる大塚製薬陸上部=鳴門市撫養町

 12月の第35回全日本実業団対抗女子駅伝大会の予選会が25日、福岡県宗像市の宗像ユリックスを発着点とする6区間(42・195キロ)で行われる。24チームが出場し、上位14チームに本大会への出場権が与えられる。大塚製薬は2時間19分台を出し、8位内での予選突破を目標に掲げている。

 チーム数の減少などにより、これまで東、中、西日本と3地区に分かれていた予選を今回から一本化。本大会への参加標準記録はなくなり、一発勝負で出場権を争う。河野監督は「総合力の戦いになる。緊張感を持って臨みたい」と表情を引き締める。

 鍵に挙げるのが序盤だ。1区に起用されそうなのは岩川。今季は駅伝を最大の目標に走り込んできた。1500メートルと3000メートルの練習も重ね、スピードを強化。「準備はできている。しっかり成果を出したい」と闘志を隠さない。

 2区の川内は5月の関西実業団陸上の5000メートルで2位と好走し、1500メートルでは優勝した。故障もなく、仕上がりは順調で「いい位置でつなげたい」と意欲的だ。

 各チームのエース級が投入される3区は3年連続で伊藤主将が担う。来年のリオデジャネイロ五輪出場を決めた世界陸上北京大会から2カ月近くになるが、堅実に練習メニューをこなした。つなぎ区間の4区は出場6度目の田端、最長10・4キロの5区は8月の北海道マラソンを初挑戦で制した岡田、最終6区はベテラン森に託す。

 伊藤主将は「チーム全員が自分の力を出し切ることが大切。本大会に向けて弾みがつくようなレースをしたい」と意気込んでいる。

 全日本実業団対抗女子駅伝は、昨年入賞してシード権を持つ8チームと予選14位内のチームを合わせた計22チームが出場して12月13日、宮城県で行われる。大塚製薬は昨年は10位だった。