晴れ間が広がった徳島市内の空=午前8時半

晴れ間が広がった徳島市内の空=午前8時半

 5日から11日まで向こう1週間の徳島県内は、ぐずついた天気になりそうだ。日差しが届くのは週明けの月曜だけで、以降は曇りや一時雨などの予報が続く。特に6日は前線を伴った低気圧の影響でまとまった雨になる恐れがある。

 徳島地方気象台などによると、週明け5日は晴れ時々曇りの予報だが、6日には曇り一時雨となり、降水確率も70%と高め。その後も前線が本州南岸に停滞する見込みのため7~9日も曇りマークで、週末の10日も曇り一時雨の予想となっている。

 日中の予想最高気温は変動が大きめだ。6日と9日は平年より3度ほど低い23度の予想だが、7、8日は28、27度と夏日になりそう。予想最低気温はおおむね平年並み。

 7月2日までの気象庁の1カ月予報によると、西日本では平年と同様に曇りや雨の日が多い。2日の大雨では高知や和歌山、奈良で線状降水帯が発生するなど、大雨に伴う急な増水や土砂災害の発生が懸念される。日々の気象情報に注意したい。