残り3戦全勝に向け、練習に励む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2で13位の徳島ヴォルティスは7日午後2時から札幌市の札幌ドームで10位の札幌と対戦する。前節、最下位栃木に引き分けて辛うじて勝ち点1を拾った徳島は、今節敗れるとJ1昇格プレーオフ(PO)に出場できなくなることが確定する。望みをつなぐには勝利しかなく、白星が3試合続くアウェーで勝ち点3への執念を見せたい。

 通算成績は12勝14分け13敗(勝ち点50)の徳島に対し、札幌は12勝15分け12敗(同51)。今節、徳島戦以外の10試合は8日に行われるが、徳島が負けた場合は残り2試合を連勝しても同56にしかならず、他チームの勝敗に関係なくPO進出が絶たれる。勝ったとしても同59の5位愛媛が引き分け以上、同57で並ぶ6位長崎と7位東京Vのどちらか一方が勝つと、PO出場ライン(6位)に届かなくなる。

 札幌は後半18戦で4勝5分け9敗と負け越しているが、稲本、小野の両元日本代表MFが絡む攻撃は破壊力があり、10得点の都倉や荒野がゴールを狙う。前節の千葉戦では後半ロスタイムに逆転する勝負強さを見せた。

 徳島としては、稲本の精度の高い縦パスへの対応と、3-5-2システムでトップ下に入る小野を自由にさせないことが重要。素早い展開から3バックの脇のスペースを使って得点したい。

 前節、PO出場権を争うチームの大半が負け、小林監督から「苦しいのはどこも同じ。もっとやろう」と奮起を促された選手たちは、5日に行われた紅白戦でも懸命にボールを追った。衛藤は「可能性がある限り戦い抜く。今度こそ得点を勝ちにつなげる」と決意を語った。