模型雑誌などからプラモデルの製作を請け負う「プロモデラー」。三好市三野町出身の林哲平さん(41)=埼玉県川越市在住=は幼少期からプラモデルに熱中し、大学を経てプロの道に進んだ。今年2月には5作目の著書として、アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル(通称ガンプラ)の製作技術を紹介するムック本「週末でつくるガンプラ凄技テクニック~ガンプラ簡単フィニッシュのススメ~懐かしのキット編」(ホビージャパン)を刊行した。「ずっとプラモデルが日常にあった」と話す林さんに、プロモデラーへの道のりなどを聞いた。
林さんがプラモデルに熱中し始めたのは3歳の頃。当時は、子どもの遊びの中にプラモデルがあったという。今よりも安く、駄菓子屋や文房具屋、スーパーのおもちゃ売り場など、どこでも買えた。「食品玩具は今よりもっとプラモをおまけにしたものが多く、スーパーのお菓子売り場は…
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