2連覇を目指し調整練習に励む大塚製薬の選手たち=鳴門市内

 駅伝の第60回全日本実業団対抗大会(ニューイヤー駅伝、来年1月1日・群馬県)の予選を兼ねた第58回関西実業団対抗大会は15日、和歌山県田辺市の龍神村コース(7区間80・45キロ)に13チームが参加して行われる。全日本大会が第60回の記念大会のため、出場切符は昨年より1チーム多い上位6チームに与えられる。徳島県からは前回覇者の大塚製薬と日亜化学が挑む。

 大塚製薬は昨年、5年ぶりに優勝した際のメンバー5人を中心に2年連続11度目の栄冠を目指す。経験値の高い中堅とベテランがそろい、大崩れはなさそうだ。

 先頭からトップに立って流れを引き寄せるという積極的なオーダーの中で、大事な1区(12・6キロ)を任されるのは24歳の岡田。四国電力に在籍していた12年に区間賞を取るなどコースを熟知し、調子は上向き。勢いの良い走りで好発進したい。上りの2区(7・68キロ)はスピードのある松本主将が起用される。

 前半のヤマ場となる下りの3区(10・87キロ)には思い切りの良い走りが持ち味の西山を配する。一昨年、昨年と故障で出場できなかった悔しさをぶつけ、3年ぶりの区間賞を狙う。

 4区(9・5キロ)の山川は競り合いに強い。最長5区(16キロ)はエース松岡、6区(11キロ)には辻茂と、長い距離に不安のない29歳のベテラン勢がつなぐ。最終7区(12・8キロ)は2年ぶりの出場に燃える三岡が気迫の走りで締めくくる。

 松本主将は「結果だけでなく内容にもこだわって強い大塚をアピールしたい。(クイーンズ駅伝の)全国切符を逃した女子の分まで頑張りたい」と健闘を誓う。

 一昨年と昨年、過去最高タイの8位に入った日亜化学は、さらなる順位アップを目指す。1区を任される入社1年目の山崎がどこまで先頭集団に食らいつけるか。2区に兼任監督のベテラン森、3区にはスピードのある稲岡を配し、粘り強い4区谷川が順位を押し上げる。5区は長距離が得意な井上、6区は5000メートルで自己新をマークしたばかりの吉田を起用。7区は34歳の山平が締めくくる。