J2徳島ヴォルティスは11日、FW津田知宏(29)のJ2横浜FCへの完全移籍と、日本フットボールリーグ(JFL)のFC大阪へ期限付き移籍している鳴門市出身のDF木下淑晶(25)の現役引退を発表した。
岐阜県出身の津田は2010年にJ1名古屋から加入し、6年間徳島に在籍した。J2で通算166試合(48点)、J1では同65試合(6点)に出場。13年の昇格プレーオフ決勝で勝利を呼び込むゴールを決め、四国初のJ1昇格に貢献した。今季は29試合で2得点にとどまった。
津田は「新しい環境に身を置いて、気持ちを新たに頑張りたいと思い、移籍を決めた。長い間、ヴォルティスに在籍し、多くの応援をいただいたことに感謝している」とコメントした。
桑島FC出身の木下は13年に中大から入団。2年間、リーグ戦の出場機会には恵まれなかったがJFLで戦った今季はリーグ21試合に出場した。
木下は「今季は結果を残して徳島に帰りたいという気持ちで臨んだが、上では通用しないという限界が見えたので引退を決断した。皆さんの応援があったので、ここまで頑張れた。本当にありがとうございました」と話している。