第23回全国中学校駅伝が13日、山口県セミナーパーククロスカントリーコースに男女各48校(山口は2校)が参加して行われ、徳島県勢は男子(6区間18キロ)の美馬が58分9秒で14位と健闘した。女子(5区間12キロ)の海陽は45分20秒で46位だった。男子は富士見(群馬)が56分37秒で初優勝を果たした。2位は大田原(栃木)、3位が鎌ケ谷五(千葉)で関東勢が1~3位を占めた。女子は昨年初出場で優勝した桂(京都)が、コース新記録の40分8秒で史上4校目の2連覇を達成した。津幡南(石川)が38秒差で2位、富士見が3位に入った。来年の大会は滋賀県希望が丘文化公園に舞台を移す。
◎美馬・男子
【評】粘り強い走りで前年から49秒縮めた美馬男子が、過去最高の14位に食い込んだ。1区岩浅が23位発進。2区岡村が3人、3区宇山が1人を抜いた後、4区喜多健が区間9位の好走で12位まで浮上した。5区前田は順位を三つ落としたものの、アンカー喜多昂が終盤に1人を抜いた。
◎海陽・女子
【評】初陣の海陽女子は粘り強くたすきをつないだが、序盤の出遅れを最後まで挽回できなかった。1区鴻野が44位と出遅れ、2区山本も四つ順位を落として最下位の48位に転落。3区山田が一つ、4区黒岩は二つ順位を上げたが、アンカー溝内が一つ下げた。