日本フットボールリーグ(JFL)のヴェルスパ大分に徳島商高3年の佐藤永望(18)=小松島市和田島町=の入団が決まり15日、同校で会見が行われた。
同校サッカー部の松下洋平監督、ヴェルスパ大分の関係者ら約50人が出席。佐藤は「豊富な運動量を生かし、好守でチームの勝利に貢献したい」と抱負を述べた。
ヴェルスパ大分強化部の鴨川奨部長は「(佐藤は)ガッツがあり、ボールタッチが柔らかい。シーズン開幕から出場できる力がある」と期待し、永岡哲哉教頭(59)が「日本のトップ選手になれるよう、心身ともに鍛えてほしい」と激励した。
佐藤は和田島小1年時に小松島たぬきSCに入りサッカーを始めた。坂野中、徳島商高では主にボランチを務めた。身長163センチと小柄ながら状況判断が良く、巧みにボールを操り、決定機を演出するゲームメーカーとして活躍してきた。
JFLには16クラブが加盟。大分は今季10勝7分け13敗(勝ち点37)で10位だった。