2009、10年に3位入賞した当時の主力2人が一般男子に復帰。中高生や女子の戦力も増しており、昨年の7位を上回る成績を狙う。
09年にアンカーを務めるなど、チームを支えた樫谷が尾崎監督の求めに応じて6年ぶりに復帰。元実業団選手の31歳は今でも1万メートルを31分台でカバーする。10年に8区で6位と健闘し、旧美馬商高で全国駅伝にも出場した23歳の蒲生も6年ぶりに出場。2月の海部川風流マラソンで2時間38分24秒をマークして3位に入った大学生エースの祖川らをしっかりと支える。
高校生の大竹は県駅伝で優勝した徳島科技の主力の一人。つるぎの土壁も5000メートルの県高校ランキング5位と実力がある。中学生の池内と多田は3000メートルを9分30秒台で走り、昨年のチームのトップ選手より約20秒もタイムがいい。
女子は11月の四国駅伝3区で区間賞を獲得し、県チームの優勝に貢献した冨士原が柱。浜は県高校駅伝で優勝した鳴門の主将で3000メートルを9分45秒で走る。中学生の山田、山本、溝内、鴻野は県駅伝で海陽を初優勝に導いた心強い存在。1年の戎井も3000メートルを10秒53と上級生に劣らない走力を持つ。