鳴門対阿波 8回裏、鳴門無死一塁、宮崎が左翼線二塁打を放ち2―0とする=鳴門オロナミンC球場

 高校野球の2018年度徳島県新人中央大会は24日、鳴門オロナミンC球場で開幕し、1回戦2試合が行われた。鳴門(中央A2位)が7―0で阿波(西部1位)に八回コールド勝ちし、鳴門渦潮(中央B1位)が9―2で阿南工・新野・阿南光(南部2位)を七回コールドで下した。鳴門、鳴門渦潮は県秋季大会のシード権を獲得した。27日に同球場で、富岡西(南部1位)―徳島北(中央B2位)、城東(中央A1位)―池田(西部2位)の残り2試合が行われる。
 
 ▽1回戦(第1試合)
 阿波000 000 00  0
 鳴門010 000 06x 7
      (八回コールドゲーム)

 【評】鳴門打線が終盤に底力を発揮した。1―0の八回、田口がバントヒットで出塁すると、宮崎や塩唐松、原田の長打を含む8安打を集めて6点を挙げ、試合を決めた。竹内は8回無失点で抑えた。阿波は守りの乱れから先制点を許した。打線もつながりを欠き、好投の荒井を援護できなかった。

鳴門渦潮快勝 効率よく得点
 
 ▽同(第2試合)
 阿南工・新野・阿南光000 002 0  2
 鳴門渦潮      102 000 6x 9
             (七回コールドゲーム)

 【評】鳴門渦潮が効率よく得点し快勝した。一回1死二塁から有持の右越え二塁打で先制。三回には2死一、二塁で松本が左翼線二塁打を放ち2点を加えた。七回は6安打で6点を追加。先発の有持は7回を2失点に抑えた。阿南工・新野・阿南光は六回に1点差に追い上げたが、投手陣が踏ん張れなかった。