24日は前日に県南部に上陸した台風20号の影響で県内各港や河川は濁りがあった。今の時期は濁りが入ると各波止ではアジやチヌの食いが良くなり、河口付近ではルアーでスズキを狙うと良型が期待できる。24日の早朝も河口付近や港回りでスズキやアジ釣りを楽しんでいる釣り人も見られたが、安全には十分注意し安全を確保できない場合は釣行を中止することも必要だ。
また波止から多くの釣り人が楽しんでいるが、ライフジャケットを着用している人は少なく感じる。ライフジャケットは落水時に体を浮かせるだけでなく保温性、耐衝撃性にも期待できる、安全に釣りを楽しむために釣行の際は必ず着用してほしい。
[波止]<椿泊湾>24日、日没後の約2時間半、赤アミを餌にサビキ釣りで10~14センチのアジ100匹前後。付近で別の2人組も同型を合わせて150匹前後。同所で前日の午前中、イガイとカニを餌に落とし込み釣りで35~46センチのチヌ4匹。
<小松島港>24日、早朝約4時間、赤アミを餌にサビキ釣りをした徳島市の浜口敏文さんが10~13センチのアジ200匹前後。
[潮入り川]<新町川>23日、かちどき橋下流部で夜明け前の約2時間半、沖アミとパッチンを餌にウキ釣りで25~31センチのキビレ6匹と25、27センチのミズセ2匹。
[ルアー]<勝浦川>24日、河口部左岸で19時から約2時間、15センチのフローティングミノウとバイブレーションで65、72センチのスズキ2匹とハリ外れでバラシ1回。仕掛けを流れに乗せてゆっくりと巻いてくるとアタリがあった。
<助任川>24日、下流部で19時から約1時間半、ザリガニ型ワームのジグヘッドリグと3センチのシンキングミノウを使い分け、34~42センチのキビレ4匹。同行した人は38、41センチを2匹。
<吉野川>24日、吉野川大橋下流部で日没後の約2時間、16センチのフローティングミノウとストレートワームのジグヘッドリグを使い69、81センチのスズキ2匹と47・5センチのチヌ1匹。(県釣連盟報道部)