第1日出発点の宍喰橋を一斉にスタートする16郡市の高校生選手=午前7時半、海陽町宍喰浦

 新春の阿波路を駆ける第62回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)は4日、海陽町-徳島市の16区間、93・1キロの南方コースで3日間にわたるレースの幕を開けた。第1日は2年ぶりに採用された由岐コースなどで全16郡市が懸命のたすきリレーを展開。10区(阿南市桑野町)までの中間成績は5年ぶりの優勝を目指す徳島市が3時間20分9秒でトップに立ち、13秒差で小松島市が続いている。

 スタート地点の海陽町宍喰浦の宍喰橋付近はよく晴れ、気温11・9度の穏やかな朝を迎えた。午前7時半、前田惠町長の号砲で1区の高校生の男子選手16人が一斉に飛び出し、激しい先頭争いを展開。那賀郡の三馬啓人がトップでつなぎ、美馬市の土井拓海が12秒差の2位、地元・海部郡の大竹夏月がさらに1秒遅れで3位につけた。

 その後、順位は目まぐるしく入れ替わった。手堅くつないできた徳島市は9区で松本匠が区間2位と好走して初めてトップに。小松島市は9・7キロの長丁場3区で大西亮が区間賞の走りで6位から2位に上げた。5区で今川賢大が区間新の快走で首位に立ち、初日最長13キロの8区では福島太郎が区間賞を獲得。しかし、9区で徳島市に逆転を許した。

 阿南市は中学生区間の2区で大前龍二が3人を抜いて2位に浮上。4区でも生田琉海が1位と好走し、好位置を維持した。

 5連覇を狙う鳴門は序盤に出遅れたものの、3区西山容平の6人抜きで5位に順位を上げた。9区で寺西雅俊が区間新をマークした後、10区の諏訪光司も区間賞で続き、4位まで上がった。

 10区終了時の順位は徳島市、小松島市、阿南市、鳴門市、板野郡、美馬市、名西郡、海部郡、那賀郡、三好市、勝浦郡、美馬郡、吉野川市、阿波市、三好郡となっている。5年連続オープン出場の名東郡は1~7区で懸命にたすきをつないだ。