買い物客でにぎわった「まつしげまるしぇ」=松茂町中喜来

 松茂町の特産品を生産者が販売する「まつしげまるしぇ」が26日、同町中喜来の最終処分場跡で初めて開かれ、大勢の家族連れらでにぎわった。

 町内外の農家や漁協ら21組が、サツマイモやレンコン、梨のほか、魚介類や手作りの菓子やバッグなどを販売。午前8時の開始から1時間余りで売り切れる店もあった。

 野菜やジャムを買った喜多節子さん(75)=同町広島=は「これまで町外の産直イベントに出掛けており、地元で開かれるのを楽しみにしていた。また来たい」と話した。

 まるしぇは、町の特産品をPRする場をつくろうと、町や商工会などによる実行委が企画した。11月下旬にも開く予定。