徳島小松島港に初寄港する外国客船「ゴールデン・プリンセス」(カーニバル・ジャパン提供)

 徳島県内に今年、外国の豪華客船3隻が相次いで寄港することが決まった。昨年に続き2度目となる英国船籍の「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6千トン、乗客定員2706人)などで、3隻の乗客定員数は計約5600人に上る。県はインバウンド(訪日外国人旅行者)への対応として、臨時免税店を港に開設することを検討している。

 県運輸政策課によると、寄港するのはダイヤモンド・プリンセスのほか、ともに徳島初となる英領バミューダ船籍の「ゴールデン・プリンセス」(11万トン、2636人)とフランス船籍の「ロストラル」(1万トン、264人)。いずれも主に日本各地を巡るツアーの途中で立ち寄る。

 ゴールデン・プリンセスは5月30日、ダイヤモンド・プリンセスは8月13日、いずれも徳島小松島港赤石地区(小松島市)に寄港する。ロストラルは10月9日、徳島小松島港沖洲外地区(徳島市)の耐震強化岸壁に寄る予定で、現在手続きが進められている。いずれも到着した日に出港し、県内でのスケジュールは未定。

 昨年8月、県内で初の外国客船受け入れとなったダイヤモンド・プリンセスは横浜港発着のツアーで、乗客の大半が日本人だった。一方、今年寄港する3隻のうち2隻は国内の発着だが、ゴールデン・プリンセスは台湾・基隆港発着のツアーのため、乗客の多くが外国人である可能性が高い。

 客船で多数の外国人が来県する初のケースとなることから、県は港の一角に臨時の免税店を設け、土産物などの販売を検討している。また3隻の寄港時や出港時には阿波踊りでの出迎えや見送りを行う。

 運輸政策課の森直紀課長は「何度でも来てもらえるよう、徳島ならではのおもてなしで迎えたい」と話している。