シオマネキの子ガニを観察する親子=徳島市住吉4の吉野川河口

 徳島市の吉野川河口南岸にある住吉干潟で26日、希少種・シオマネキの子ガニの観察会(とくしま自然観察の会など主催)があり、親子連れら約50人が参加した。

 シオマネキは環境省や県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。子ガニは米粒ほどの大きさで、体が青く目が黄色いのが特徴。

 参加者は自然観察の会の会員から子ガニがいそうな場所などを教わった後、泥の中から姿を見せる様子に見入った。福島小5年八木星汰郎君(10)は「きれいな青色で、格好良かった」と話した。